a box of chocolates

人生はチョコレート箱のようなもの。開けてみるまで何が入っているかわからない。でもきっと、素敵なものがいっぱい詰まっているはず。

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ジーン・ワルツ

[ 2010/10/02 07:17 ]
専門知識とストーリー展開と、そして圧倒的な速筆ぶりで人気を博していることは伺っていましたが、今まで手に取ったことがなかった作家さんでした。
先日、特に目的もなく書店をふらついているときに、平積みされていたのが目に留まり、なんとなく購入。


・・・面白い!通勤時間を利用して、一気に読んでしまいました。
この本を読むために、電車に乗るのが待ち遠しくなったほど(笑)。

ジーン・ワルツ (新潮文庫)ジーン・ワルツ (新潮文庫)
(2010/06/29)
海堂 尊

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思わず手にとってしまったのも、内容にぐいぐい引き込まれたのも
「妊娠・出産・不妊治療…」というテーマに、他人事ではないものを感じたからかもしれません、

一昔前なら、「結婚した女は子供を持つのが当たり前」「子供を作れない女は半人前」なんていう話が大手を振ってまかり通っていましたが、それも今は昔の話。
優秀な女性がどんどん社会で活躍するようになり、キャリア面でも経済面でも男性に引けをとらないようになってくると(余談ですが・・・うちの会社でも、女性ってみんな本当に優秀だし有能!←自分のことはさておき。)「あえて子供を持たない」という選択肢も出てくる。

私自身、結婚して3年たってもまだ出産せず、それどころか仕事にますます拍車がかかっているなんて、祖母の時代じゃ考えられないでしょう。

「結婚したら子供ができた」「子供ができたから結婚した」「子供がいるけど結婚はしない」「子供は産まない主義」「子供はたくさんほしい」「子供を産みたくても産めない」・・・など、妊娠・出産と女性のライフスタイルや生活観を取り巻く状況は実に多様化し、複雑化しています。
この作品にも、そのような多様な状況を反映させるように、まったく異なるバックグラウンドを持った5人の妊婦が登場。そしてそのうちの一人が、ストーリーの重要な鍵を握っているという設定です。

この小説は単なる娯楽ミステリーではなくて、医療と政治のあり方について議論を投げかけるものでもあります。
医療があるべき姿(=病気に苦しむ人を救う)を発揮できないような社会制度や組織体制を看破し議論を闘わせる主人公の姿は圧巻。

「自分の身を守るためには社会のことに無関心でいてはいけない」ということを主人公が説くシーンが、とても印象的でした。


もちろん、娯楽作品としても面白い作品でした!海堂ワールド、はまりそうです・・・!
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プロフィール

yassun7

Author:yassun7
大阪生まれの大阪育ち。
そして東京に暮らしてはや11年。
予定調和がモットーだけど
予測できない人生もまた面白い
と思い始めたアラサー女子です。


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