a box of chocolates

人生はチョコレート箱のようなもの。開けてみるまで何が入っているかわからない。でもきっと、素敵なものがいっぱい詰まっているはず。

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音楽の天使

[ 2012/11/27 21:04 ]
初冬恒例・所属団体の秋の演奏会本番が今年も終わりました。

オーケストラも一緒に活動している団体なので、演目は
・交響曲第5番/マーラー (※オーケストラのみ)
・哀悼の歌/ブラームス  (※オーケストラ伴奏・合唱付き)
・レクイエム/モーツァルト(※同上)
とバラエティ豊かなもの。

マーラーを前プロ(休憩をはさむ前半のプログラム)にもってくるあたりが
なんでもありなアマチュア団体ならでは、という感じです。

さて、今回の演奏会、昨年の時点では、ゲルハルト・ボッセ氏の指揮で
ハイドンの「ハルモニーミサ」を演奏する予定でした。
先生とはご縁あって親しくお付き合いさせていただいている団体なので
ある演奏会にうかがった後、楽屋まで押しかけてご挨拶した中で
先生ご自身から「じゃあこの曲にしよう!」とご提案いただいた曲でした。

ですが…

先生はこの2月に天国に旅立たれました。
今回の演奏会をご指導していただくお約束は、残念なことに永遠にお見送り。

そんな中で、関係者間でいろんな議論があったものの
「哀悼の歌」「レクイエム」という、死者を悼む曲が変更後の演目にえらばれたのでした。


◆◆◆

さて、本番当日。
毎度毎度のことながら、練習のときと比べて本番の出来上がりのよさといったら(^^:)

普段からこれくらいやれよ、といつも反省するのですが
本番はアドレナリン放出状態で、普段以上の力が発揮できるのかも。

でも、今回の演奏は、ちょっと不思議な体験でした。
合唱が始まる前のオーケストラの前奏がそれはそれは美しい響きで
「ああ、音楽ってすごいなー…」と思わずうっとり聞き惚れてしまっただけでなく
自分自身が歌っている間も、一音一音がいとおしくて、ずっとこの音楽に浸っていたくて
このまま音楽が終わらなければいいなあ、と楽譜をめくるのがもったいないような気持ち。
幸福感でいっぱいでした。

でね。

本番後の打ち上げのときに、ボッセ先生の奥様がお話しされたところによると
先生が天使の仮装をされたときのエピソードが印象的だったんですって。

そのお話を聞いた瞬間に、もしかしたら、私たちの演奏中に
ほんとうに音楽の天使になった先生が、そばに寄り添ってくださっていたのかも…
とふと思ったのでした。


◆◆◆


私がこの音楽団体にはじめて参加したときに、指揮してくださったのがボッセ先生。
所属年数のながい先輩がたに比べると、お付き合いした期間は短かったのですが
先生のおかげで「ほんとうの音楽」にちょっと近づくことができた気がします。
(言葉で説明するのが難しいですが・・・)

「薫陶を受けた」と呼ぶに値するひとって、なかなか出会うことがないと思いますが
まさにボッセ先生は私にとって、そのような存在だったのでしょう。
尊敬とか、カリスマとか、そんなものを飛び越えるぐらいの、まさに天使のような存在だったのかも。


ありがとうございました。
先生はたぶん私のことなんて覚えていらっしゃらないと思いますが
それでも、心から天国での幸せをお祈りしています。

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プロフィール

yassun7

Author:yassun7
大阪生まれの大阪育ち。
そして東京に暮らしてはや11年。
予定調和がモットーだけど
予測できない人生もまた面白い
と思い始めたアラサー女子です。


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